ウンベルト・カナレは、南米大陸の最南端のワイン産地。
ウンベルト・カナレ ブラック・リヴァー メルロー ピノ・ノワール
ウンベルト・カナレ ブラック・リヴァー トロンテス 2011
ウンベルト・カナレ エステート ピノ・ノワール 2011
上記の3品の販売を始めた。販売理由は、
1)冷涼な気候
2)リーファーでの輸入。かつ、当店までリーファーでの配達。
冷涼な気候での良いワインの特徴に、きれいな酸が表れます。
ニューワールドには、無かった、きれいな酸味とピュアな味わい。
新ニューワールドと言えるのではないでしょうか。
今までの、ニューワールドのイメージは、果実味がド〜ン。バニラのニュアンスがズ〜ン。
ウンベルト・カナレの産地パタゴニアは、大陸性気候である一帯は非常に乾燥しており、
冷涼な気候で大気汚染とは無縁の澄んだ空がどこまでも蒼く、
そしパタゴニアの代名詞でもあるアンデス山脈から吹きおろす強風が特長。
この過酷で特異な気候条件により世界でも類を見ないピュアでアロマ豊かで涼しげなワインを産み出しています。
ニューワールド・ワインでも、このように冷涼な気候の産地はあるのだが、
きれいな酸を醸し出しているワイン。いや、多くのワイナリーが醸し出しているかもしれないが、
日本で飲めるのは、数少ないと思う。
輸送の問題で、酸系のワインは、とてもデリケートである。
ブルゴーニュのワインがデリケートなのが、良い例です。
幸い、ウンベルト・カナレのワインは、リーファーで輸入され、
都内の当店には、リーファー車で納入されている。
ワインにとって、酸味はお食事を共にして、飲む時は大事です。
無論、嗜好品ですので酸味が嫌いな方もいらっしゃる。
そういう方には、おすすめする銘柄ではありません。
ウンベルト・カナレ ブラック・リヴァー メルロー ピノ・ノワールは、ピュアな味わい。
まさしく、新ニューワールドワインだ!
逆に、上記のブルゴーニュは、ほんのり甘みすら感じる、ニューワールドっぽい。
最近、ワインのグローバル化と言えるか、わかりませんが、
各産地の特徴のあるワインは、他国で生産できるようになってきた。