JUGEMテーマ:ワイン
後付けで出来上がったワイン。果実味というよりジュース感が主体になり、
ほんのり樽感、余韻がくっついてきた味わい。
張りぼてのようなワイン。このワインは、好みが判れるかな。
売れるワインと美味しいワインは別物。
嗜好品だから、それでいいの。飲み手の価値観だから。
コーヒーだって、ブラックしか飲まない人もいれば、砂糖とミルク入れた方が好きな方もいる。
このワインは、砂糖とミルク入れた感じかな。私は、ブラック派だから。
全てではないけど、ワインは売れてくると味が落ちる傾向がある。最初は美味しかったのに〜最近は・・・・・
イ・バルジもいろんなワインを出しているからね。新作は気合入れるんでしょうね。
このワインより、イ・バルジ バルベーラ アパシメントの方が好感持てるかな。
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渋味が穏やか豊満で女性的な味わいは、左岸のカベルネ主体のワインとは対照的です。
2000円でおつりがくる!お手頃価格で右岸を堪能できます。
シャトー・レルミタージュ・ド・ラ・ガレーヌ・キュヴェ・トラディション 2016
ACピュイスガン サンテミリオンながら、本家サンテミリオンにまったく引けを取らない
秀逸なメルロー!!
ほどよい樽熟成の杉、コーヒーっぽいニュアンス。飲みごたえのある果実感、
柔らかで滑らか。そして、エレガント。ちょいと官能的でもある。
2000円でおつり・・・安い
2月22日はにゃんこの日だそうです。ちょいちょいワインと一緒に入り込みます。
これがうちの猫ちゃんです。安田家のアイドルです。
最初に浮かんだ言葉は「こんなにうまい、マルベックがもう飲めなくなる・・・・」
うまいと言っているが、液体のうまさではない、超えている。それくらいジューシーなのだ。
このくらいのジューシーさは、他にも味わったことがあるが、酸とミネラルを含んでいるので、綺麗にまとまっている。
二つの地区のマルベックをブレンドすることにより、究極のマルベックを完成させたのだ。
ワイン初心者から上級者まで楽しめるように仕上がっています。
赤ワインの入門で、このワインに出会えれば、ワインの虜になりますね。そんな魅力的なマルベックです。
赤ワインに含まれるポリフェノールが心臓疾患の予防になるという学説が広まり、
赤ワインブームが起こりました。
日本のワイン業界に大旋風を巻き起こしたのはチリワインである。
なぜこの時、チリワインが日本で注目されるようになったのか。
1000円前後でポリフェノールたっぷりの赤ワインが飲めるのチリワインだったのです。
まだ、その頃はボルドーワインが1000円前後で売るのは至難の業でした。
そんな頃にチリワインの品質が世界に認められた事例が起こったのです。
豪華客船クイーンエリザベス2世号のワインリストに一級シャトーに肩を並べるように
チリワインのコンチャイトロ ドン・メルチョーがオンリストされたのだ。
チリワインはボルドーワインと同等の高品質であることが広まっていった。
更に、フランスワインより安く購入できることが主婦の心を射止め、
空前のチリワインブームに突入したのである。
その当時、販売店はチリワインの取り合いです。
知り合いのワイン専門店(今はない)は、仕入れ値の倍で販売してました。
1997年空前の赤ワインブームは、色が赤ければワインは売れたのです。
当時、日本ワインの新酒も爆発的に売れてのです。その頃は国産の赤ワインは色が薄いのですが、天候不良の年があり、赤ワインの色が薄くてロゼなんです。
新酒なので納期は迫ってきます。もう、ピンク色のまま出荷せざる負えない・・・・・さあ、メーカーさんはどうしたか?
なんとボトルに赤のシールでコーティングしました!当時は、許されましたね。お客様は誰一人と文句を言いませんでした。
私だけ、メーカーに文句を言いました、すぐメーカーのセールスが駆け付けました。彼も赤のシールでコーティングされているのは知らずに「これはヒドイね」なんて話していたのですが、
目の前でお客様が買われ行くんです、白ワインは残っているのですが、ピンク色の赤ワインは完売してしまった。
少々横道にそれましたが、1997年からチリワインは旨安の地位を築き始めたのです。ところが、その時のお客様がチリでは酸味系の赤ワインが1本30円で買えると言っていた。
このロゼワインを飲んで、蒲萄について色々調べた。おそらく、30円のワインの葡萄はクリオージャ(パイス)でしょう。
現地のチリで飲まれているワインの葡萄はパイス(クリオージャ)なのである。輸出用にカベルネソーヴィニヨンなど植えている。
もとはキリスト教の宣教の際に持ち込まれた葡萄(パイス、クリオージャ)です。
今回、このクリオージャはきれいな酸味系の味わいでロゼながら、
長い余韻に仕上がっている。意外にアルコール感が強い。布教のミサ用のワイン、クリオージャをここまでに仕上げるには、
かなりの労力を要したはずです。それが価格へと反映されていますね。
30円のワインを2500円までのレベルに上げるのは大変な苦労だと思いますし、飲んでみると少々無理があるかなと思います。
でもね、ワインはキリストの血である、キリスト教の普及とともに世界へ広がったワイン文化。
その布教のミサ用のワインの葡萄がクリオージャ(パイス)なのです。ワインの原点かもしれません。
エル・エステコ オールド・ヴァイン 1958 クリオージャ 2016
ワイン飲みは勉強のために飲まないと・・・・さあ経験値をあげましょう。
私のワインの原点は1997年から始まった。本日はワインの歴史上の原点の葡萄のワインを頂きました。
クリオージャには、コストパフォーマンスはいらない。ワインの歴史を感じながら楽しめましたからね。
あ、そうだ忘れてました。国産新酒の赤ワインとクリオージャのロゼワインの色、どちらが赤いかと言ったら、
クリオージャのロゼです。画像で見ても赤ですよね。
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やはり、冷涼な気候、土壌などテロワールが似てるからかな。
味わいに果実味からくるうっすらと甘味が、その後、樽熟のニュアンスからのビター感、
そして余韻と続く。
果実感がカリフォルニアっぽいと感じるが、時間を経過すると甘味が飛び、
酸味系のキュートなピノノワールになってくるのでブルゴーニュのようです。
5年熟成なのでいろんな表情を見せてくれるピノノワールですね。
ミネラリーなので料理にも合います。チョコバット食べながら飲んでいます。
カリフォルニアのロックウッド ピノ・ノワール 2016が2000円以下でお買い得です。
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ドニャ・パウラ エステート・ブルー・エディション 2018 はアルゼンチンのワインですが
アルゼンチンらしくないのです。
生産者のセンスが光る3品種(マルベック / ピノ・ノワール / ボナルダ)の秀逸なブレンド!
テロワールにこだわることにより、酸とミネラル感がワンランク上の様相を醸し出している。
使用する3品種が栽培されているのは、ウコ・バレーの標高1,350mの高地にある畑です。
昼夜の気温差が大きく、ワインに成熟した深みと心地良い酸をもたらす葡萄が収穫されます。
輸入元の資料でのテイスティングコメントは、マルベックで黒い果実の存在感、ピノノワールでチェリーのニュアンス、ボナルダで赤い果実の味わい、と3種の融合が秀逸です。
店長のコメントは
「ハーモニー」とは、複数のものが絶妙にまとまっている。
「ハーモニー」は、「調和」という意味で使われる、複数のものが対立することなくまとまっている状態。
このワインは対立するギリギリまでお互いの個性が主張している。
お互いの個性とは葡萄品種だったり、ワインの構成要素(酸味、渋みなど)です。
個性の相通じる部分がテロワールからくるミネラル感なのかな、また、標高1000m越えの寒暖の差がいい酸を生み出す。
ハーモニーと表現するとエレガントでまとまってるとういう感がるが、更にパワーが加わった。
それが「3種の融合が秀逸」である。
2015年産のトスカーナの白、これは2本目のチェックです。
5年以内に飲んだ方がベターなので、2本飲んでみました。予想通り、ボトル差が出てきた。
5年の根拠は、ステンレスタンクで短い熟成期間。このタイプは熟成しません。
そんな訳で、お値段は納得の三桁・・・・なので、売れてます。
オスピス・ド・ボージュ ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー 2021 フランソワ・マルテノ
甘くないイチゴキャンディのよう、軽いです、水のように飲みやすい。
ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー カーヴ・デュ・シャトー・デ・ロージュ 2021は、
毎年扱っているので、品質(性質)は良くわかっている。ヌーボーの中でも、しっかりとした
酒質なのだが、2021年の天候不順の影響でしょうね、例年よりは軽く感じました。
2021年産のブルゴーニュが少し不安になります・・・・
追伸 1月30日にシャトー・デ・ロージュのヌーヴォー 2020年を飲みました。
大丈夫です。ガメイの味が出てます!たいしたもんですなあ、シャトー・デ・ロージュは!
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サンジョベーゼ好きには、たまらんですよ、トッリジャーニ トッレ・ディ・チャルド 2015
サンジョベーゼ 75% カナイオーロ15% メルロー10% が葡萄の割合。
このバランスが素晴らしいのだ、カナイオーロ、 メルローがまろやかにしている。
サンジョベーゼの筋の通った酸に、果実感、熟成感が交りあいとても良い塩梅です
ただ、本日は東京も大雪警報が発令され、とても寒い!0度です。
このような寒い日は、赤ワインも閉じてしまい酸味が際立ちます。
ましてや、サンジョベーゼのワインだといつもより酸が強く感じますので、
サービスの温度は18度くらいが良いです。寒さは赤ワインにとって天敵です。おいしさが半減します。
私は、チョコレートをいただきながら飲みました。良い相性です。それと、このワインはコンクリート槽で発酵させてる。
これが、良いバランス感を引き出してます。昔のボルドーなんかそうですよね、ただ、早飲みではないので飲み頃まで
待ってくださいね。5,6年は要します。
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2015年産 コノスル 20バレル シャルドネ は旧ラベルです。
熟成の結果は、樽香がヴォリュームアップしてバター系の果実感のニュアンス倍増。
芳醇でスケールが大きくなった。後半のグレープフルーツっぽい苦みも大きくなる。
味わいが大きくなったのだが、その分、バランスが悪くなったようだ。
20バレルは、飲み頃を早飲みに仕上げているのかな。
こってり系のホワイトソース料理、濃い味の料理で合わせてほしい。
この手のヴォリューム系ワインは料理との相性で上手に付き合えるのが、嬉しい。
尚、商品は完売しました。
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